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維津美の補正の各計算タイプの違いについて教えてください。
計算タイプの違いについて
2023/06/29
お世話になっております。
維津美の各計算タイプの違いについて説明をお願いします。
維津美の各計算タイプの違いについて説明をお願いします。
Re:計算タイプの違いについて
2023/06/29
□□□□株式会社
○○様
いつもお世話になっております。
システムラン ○○と申します。
工程変化率の各計算タイプですが、こちらは補正の掛かる箇所の違いになります。
下記に算出例を交えてご説明をさせていただきます。
今回の説明にあたり、下記歩掛を仮定させていただきます。
<Aタイプ>
○○様
いつもお世話になっております。
システムラン ○○と申します。
工程変化率の各計算タイプですが、こちらは補正の掛かる箇所の違いになります。
下記に算出例を交えてご説明をさせていただきます。
今回の説明にあたり、下記歩掛を仮定させていただきます。
- 基準数量:10点
作業A :測量技師 1.0(基準日額:40,000円)
作業B :測量技師 2.0(基準日額:40,000円)
機械経費:直接人件費の10%
計上数量:5点
- ①人件費 :(40,000 × 1.0)+(40,000 × 2.0) = 120,000
②機械経費:120,000 × 0.1 = 12,000
③工程基準金額:120,000 + 12,000 = 132,000
④工程単価 :132,000 ÷ 10 = 13,200
⑤工程金額 :13,200 × 5 = 66,000
<Aタイプ>
- ③の工程基準金額に補正が掛かります。
③工程基準金額:132,000 × 1.2 = 158,400
④工程単価 :158,400 ÷ 10 = 15,840
⑤工程金額 :15,840 × 5 = 79,200
- ④の工程単価に補正が掛かります。
④工程単価 :13,200 × 1.2 = 15,840
⑤工程金額 :15,840 × 5 = 79,200
- ①の各作業の各人工に補正が掛かります。
①人件費 :(40,000 ×(1.0 × 1.2))+(40,000 ×(2.0 × 1.2))
=(40,000 × 1.2)+(40,000 × 2.4)
=144,000
②機械経費:144,000 × 0.1 = 14,400
③工程基準金額:144,000 + 14,400 = 158,400
④工程単価 :158,400 ÷ 10 = 15,840
⑤工程金額 :15,840 × 5 = 79,200
- 共通設定にて「人件費等の集計を工員別に行う」の設定にしていただいている場合、①の各工員の合計人工に対して補正が掛かります。
①人件費 :40,000 ×(3.0 × 1.2)
= 40,000 × 3.6
=144,000
- 以降省略 -
また、共通設定にて作業別の集計(「人件費等の集計を工員別に行う」のチェックを外した状態)にしていただいている場合は、各作業毎の金額に補正が掛かります。
作業A:40,000 × 1.2 = 48,000
作業B:80,000 × 1.2 = 96,000
①人件費 :48,000 + 96,000 = 144,000
- 以降省略 -
- Bタイプと同様に各人工に補正が掛かりますが、計上数量当りの算出も同時に行います。
このため実質「1式」の扱いとなり、単価の概念が無くなりますので、内訳上の単価の金額は非表示となります。
①人件費 :(40,000 ×(1.0×1.2÷10×5))+(40,000 ×(2.0×1.2÷10×5))
=(40,000 × 0.6)+(40,000 × 1.2)
=72,000
②機械経費:72,000 × 0.1 = 7,200
⑤工程金額:72,000 + 7,200 = 79,200
- 基準数量に補正が掛かります。
※主に港湾局の歩掛で使用される計算方法となります。
基準数量:10 × 1.2 = 12
-途中省略-
④工程単価:132,000 ÷ 12 = 11,000
⑤工程金額:11,000 × 5 = 55,000
- 上記の計算タイプ以外にも補正の設定画面の「補正箇所」タブにてユーザー様の方でより柔軟に補正を掛ける箇所を設定いただけるようになっておりまして、上記A~D以外の設定をされた場合はすべて「その他」の表記となります。
- ※現状の設定でも特定の作業にだけ補正が掛かる場合などは「作業変化率」という名称を設定しておりますが、これらはすべて「その他」となります。