維津美の広場

箱型函渠の補正の計算方法。

箱型函渠の増減率について

2015/06/12

お世話になります。


箱型函渠の増減率について、添付の特記仕様書で算定すると1.2になると思われますが、計算式では1.17となっております。
どういった計算方法か教えていただけないでしょうか。
ちなみに1.2は、「設計業務等標準積算基準書」を参照しております。


宜しくお願い致します。

Re:箱型函渠の増減率について

2015/06/12

(株)□□□□
○○様


いつも大変お世話になっております。


箱型函渠の補正の計算方法についてご連絡いたします。


計算方法は「設計業務等標準積算基準書」の参4-1-12 箱型函渠計算例を参照しております。
まず、標準歩掛に断面形状及び条件による補正を適用し、一箇所当り歩掛を出します。
 1箇所当り歩掛=1*(1+0)*(1-0.1)


次に、斜角・ウイングによる補正を適用し、斜角・ウイングによる割増歩掛を算出します。
 (1*(1+0)*(1-0.1))*0.3+(1*0)


最後に1箇所当り歩掛に箇所数をかけ、斜角・ウイング設計による割増歩掛を足します。
 (1*(1+0)*(1-0.1))*1箇所+(1*(1+0)*(1-0.1))*0.3+(1*0)
  =0.9+0.27
  =1.17
と計算しております。


一度ご確認くださいますようお願い申し上げます。